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あの日以来僕は志衣ちゃんに会っていない 家にいる時間に何度か電話がなることがあった。 でも僕は出ることはなかった。 あの日何があったか志衣ちゃんは知らないだろう 何事もなかった顔で会うことはできただろう でも、僕は志衣ちゃんと会うことも電話で話すこともしなかった。 あの日志衣ちゃんがくれたプレゼントは手編みの手袋だった。 まだ夏の暑さが残るこの時期に手袋をくれた理由 志衣ちゃんの気持ちはしっかりとわかった。 でも、僕はその気持ちにこたえることはできない。その資格が僕にはない。 それが僕の出した結論だった。 |
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