彗星会〜泣き虫諜報員恋のミッションコード6700〜

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help RSS 海が見える町  第二十三話

<<   作成日時 : 2005/10/09 21:01   >>

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あの日以来僕は志衣ちゃんに会っていない

家にいる時間に何度か電話がなることがあった。
でも僕は出ることはなかった。
あの日何があったか志衣ちゃんは知らないだろう
何事もなかった顔で会うことはできただろう
でも、僕は志衣ちゃんと会うことも電話で話すこともしなかった。

あの日志衣ちゃんがくれたプレゼントは手編みの手袋だった。
まだ夏の暑さが残るこの時期に手袋をくれた理由
志衣ちゃんの気持ちはしっかりとわかった。
でも、僕はその気持ちにこたえることはできない。その資格が僕にはない。
それが僕の出した結論だった。

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